競馬好き女子が増えてきた理由と競馬場の魅力 UMAJOとは?

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競馬場のイメージ

「競馬場」と聞いて皆さんはどんなイメージを描きますか?
「ギャンブルだから良くない」「耳に鉛筆のせた薄汚い服を着たおじさんが集まる場所」
という声がいまだに聞こえてきます。

実際に競馬場とはどんな所なのか、3年前から競馬に魅了され、毎週のように通ってしまった私がお伝えしたいと思います。

客層が時代と共に変化

今でこそ、人気の俳優・女優が競馬場を満喫しているCMが流れ、幅広い年代の人が楽しめるイメージがあるからもしれませんが、昔の競馬場のイメージは「汚い」「治安が悪い」「おじさんが集まる場所」といったネガティブなイメージを持つ人も多かったようです。

私も幼い頃、父に浅草の場外馬券場(ウィンズ)に連れて行ってもらったことがあり、とても怖い場所だと感じていた記憶があります。それもそのはず、ビール缶片手にモニターに向かって「バカやろ~!!」と叫ぶおじいさん、地べたに座り込んで競馬新聞を広げて予想を始める人たちが大勢居たのです(笑)。

しかしそれから20年が経ち初めて競馬場を訪れた時、そのイメージはガラリと変わりました。
若い人たち、カップル、お洒落な恰好をしている女子たち、小さい子供のいる家族連れ、もちろんおじさんも居ますが客層、年代も幅広く、描いていた競馬場のイメージとはかけ離れていました。
(しかし今だに場外馬券場は昔のイメージに近いものがあります。行くなら断然現地をお勧めします)

綺麗になり充実した競馬場

競馬場は汚い?そんなことはありません。
中央競馬の府中にある「東京競馬場」では、観戦エリアに青々として芝生が広がっており、そこでレジャーシートを広げて観戦することも出来ます。天気の良い日はその場所から富士山を眺めることができます。

また、建物内の売店も豊富で、流行りのタピオカが販売されたり、関西で有名な「かすうどん」を食べることもできます。さらに家族連れでも安心して楽しめるように子供たちが遊べる広場があり、遊具なども置いてあります。

また、馬と触れあう場所も設けられており、大人気の乗馬体験を無料ですることもできるのです。

他の競馬場(中央ですと、札幌、函館、新潟、福島、東京、中山、中京、京都、阪神、小倉競馬場)もそれぞれの地域の特色を活かした造りになっており、競馬場で楽しむことが出来ます。

どこの競馬場でも共通なのが、広大な自然に囲まれた場所にあるので、とても開放的で気持ち良いです。

競馬場が女子にも人気な理由

競馬場が綺麗で、過ごしやすく楽しめる場所というのはわかりましたが、では何故、最近になって女子にも人気になってきたのでしょうか?

馬に癒される

一度競馬場に行けばとにかく広いコースを駆け巡る馬たちに魅了されることでしょう。
レース中は時速60キロから80キロくらいの猛スピードで走っています。
その爽快に走る姿はとてもかっこよく、心を奪われるほどです。

また、競馬場には競走馬がレースをする前に周回するパドックと呼ばれる場所があります。そこで馬の状態(毛づやが良い、元気がある、落ち着いているなど)を見ることが出来るのですが、白い馬(芦毛)、黒い馬、それぞれの馬に特徴や性格があって面白いのです。

2歳になった子たちのデビュー戦のパドックでは、不安で鳴いたり暴れだしてしまう馬たちも居て、とても愛くるしい気持ちになります。

競走馬には一般的には触れあうことはできませんが、朝の開門直後に馬場に行くと、誘導馬と触れ合うことができます。

 

誘導場

騎手(ジョッキー)がかっこいい

騎手は10代から60代までの男性が多いです。体重制限があるのでやせ型で小柄な人が多いのですが、かっこいい騎手がたくさんいるので、ファンがつきやすいです。

顔が好きで一目惚れしてハマる人も居れば、レースの騎乗を見て、一生懸命な姿に心を奪われて好きになる人も。

こちらは女子に人気の和田竜二騎手(42)と浜中俊騎手(31)。ジャニーズに負けないくらいのイケメンですね(笑)

顔だけでなく、中身も騎乗スタイルも男前で好きになるファンは多いようです。

イケメン騎手

勝利した騎手を至近距離で見ることができる

競馬好きで騎手好きの女子たちが増えている理由には「推しを近くで見たい」というファン心理が働いていると思います。1日12レース、1レースごとに「ウイナーズサークル」と呼ばれる場所で、勝利した馬と騎手と関係者が記念撮影を行います。

その場所で自分の推している騎手の写真を撮影したり、また騎手によってはサインをしてくれたりとファンサービスをしてくれる人も居ます。プレゼントを渡したり、握手を求めるファンの姿もよく目撃します。自分の推しの笑顔を目の前で見られる訳ですから、騎手にハマる人が増えていく理由がわかりますね。

仲間ができる

競馬場に通うようになると、自然と顔を合わせる人たちが出てきます。そこで会話をして、自分の好きな馬や騎手が一緒だと意気投合したり、自然と仲間が増えます。

また、今ではTwitterやInstagramなどのSNSで「競馬好き」コミュニティが出来ているので、そこで競馬場で撮影した写真をアップしたり、フォロワーさんと交流を取って親しくなったりして一緒に競馬場に行くことも多いです。

馬や騎手を応援することに生き甲斐を見いだせる

競馬はギャンブルではなくて「スポーツ」だと思っています。

競走馬は生き物であり、どんなに状態が良くても気分によっては走らなかったりもします。
また、馬に跨っている騎手も、馬のやる気を引き出したり、進路を導いたりと重要な役目があります。「人馬一体」となってコースを駆け抜ける姿はとてもかっこよく、応援するのは非常に楽しいです。

毎週競馬場に通い、推し馬や推しの騎乗に一喜一憂しながら応援して、G1で勝利することを夢見ます。雨の日でもカッパを着て(馬が驚くので傘をさすのはNG)、全身全霊で声援を送る熱狂的なファンもたくさんいます。私もそのうちの一人です(笑)

自分が長年応援している馬や騎手がレースに勝つ瞬間を見ることができるのは、味わった人にしか共感してもらえないかもしえませんが「生きてて良かった~!」と思うほどのこの上ない喜びを味わうことができます。

UMAJOとは?

JRAが名付けたのか、馬好き、騎手好き、競馬好きの女子のことを馬女=UMAJOと呼ぶようです。
実際の競馬好き女子の間ではあまりこの呼び方は好まれていないのが現実です(笑)

また、中央の競馬場ではUMAJO SPOTと呼べれる場所が設置されており、ドリンクや馬の形をしたスイーツなどが販売され、カフェのように寛ぐことができます。

牝馬が走るG1レースの日には、「レディースデイ」と称し女性の入場料が無料の日もあり、競馬場には女子に嬉しいサービスが盛りだくさんです。

まだ、競馬場に行ったことが無い人は是非一度、足を運んでみてください。
入場料はたったの200円です。

一度競馬の魅力に気づいてしまったのなら、あなたの価値観は変わるかもしれません。

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