日本ダービーの凄さとは 過去10年の優勝馬と前代未聞の無観客ダービーで勝つ馬は 

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日本ダービーとは

競馬で一年を締めくくる大きなレースが有馬記念だとしたら、ダービー(東京優駿)は毎年5月末に開催される、一番盛り上がる特別なレースといったものでしょうか。

左回りの東京競馬場(府中)、芝2400メートルのレース、2020年は東京11レース(出走時刻は15:40から)です。

3歳馬しか出走することができない貴重なレースで、同世代およそ7000頭の頂点を決める、一生に一度しか出走できない重要なレースとなります。

また、ジョッキー(騎手)にとっても、騎手人生の中でダービーで勝利している人は少なく、ダービージョッキーになることを夢見る騎手も多いです。

海外でも日本のどんなG1レースを勝利するよりも「この人はダービージョッキー」と伝える方が称賛される事が多いほど、ダービーは世界でも重要なレースと認識されています。

来客数と売り上げが凄い

ダービーの日の来客数は2019年で12万弱、売り上げは253憶759万と前年を少し下回ったものの、一番多い時では19万人(1990年)、過去最高売り上げは567憶8629万(1994年)ともはや想像できない数字となっています。

どのくらい凄いかというのは、写真を見てもらうとわかるかと思います。
お昼過ぎた頃から自由に身動き取れなくなるほどの混雑です。
始発で来て開門ダッシュをしても席が取れるかは微妙なところです。
日本ダービー

1週間以上前から並ぶファンたちもたくさんいる

馬や騎手を応援している熱狂的なファンは「横断幕を出したい」「良い場所で写真を撮りたい」「観覧するための席を取りたい」とそれぞれの目的で開門ダッシュをします。

ダービーともなると、始発で東京競馬場のある府中へ向かっても、すでに長蛇の列ができており、良い場所どころか通常の無料の席は取れないと思った方が良いです。

1週間以上前から各入場門の前にレジャーシートを敷いて待機する人たちも多く、
寝袋で眠ったり、地べたに横になっている人たちも多く、その光景に初めて見る人はびっくりすると思います。

4年前から競馬にハマった私も、最初にその開門待ちの様子を見たときに「凄い熱量だな…でもここまではさすがに出来ないしやりたくない」と引いてましたが、この2年間は寝袋持参で待機して開門ダッシュをするようになってしまいました(笑)

過去10年のダービー馬とダービージョッキー

2019年 ロジャーバローズ/浜中俊騎手ロジャーバローズ

2018年 ワグネリアン/福永祐一騎手ワグネリアン

2017年 レイデオロ/クリストフ・ルメール騎手
レイデオロ

2016年 マカヒキ/川田将雅騎手
2015年 ドゥラメンテ/ミルコ・デムーロ騎手
2014年 ワンアンドオンリー/横山典弘騎手
2013年 キズナ/武豊騎手
2012年 ディープブリランテ/岩田康誠騎手
2011年 オルフェーブル/池添謙一騎手
2010年 エイシンフラッシュ/内田博幸騎手

ジョッキーセレモニーがファンにとってはたまらない

ダービーの日のお昼休憩の時にダービーに出走する騎手の紹介セレモニーが開催されます。一人ずつ名前を呼ばれて登場するので、ジョッキーを応援しているファンにとっては、ダービーに出走するだけでも嬉しくて凄いことで、当日にこれからダービーに挑もうとしている騎手の姿や表情が見れるのはたまりません。

今年は無観客なので、5月31日11:30からyoutubeでライブ配信が行われるようなので要チェックですね。
https://www.youtube.com/watch?v=bHbEUE9S4rA

ジョッキー紹介1ジョッキー紹介2

2020年ダービーで勝つ馬は?

馬名騎手斤量調教師
11サトノインプレッサ牡3坂井瑠星57(栗)矢作芳人
12アルジャンナ牡3浜中俊57(栗)池江泰寿
23ワーケア牡3ルメール57(美)手塚貴久
24レクセランス牡3石橋脩57(栗)池添学
35コントレイル牡3福永祐一57(栗)矢作芳人
36ヴェルトライゼンデ牡3池添謙一57(栗)池江泰寿
47ブラックホール牡3石川裕紀57(美)相沢郁
48ビターエンダー牡3津村明秀57(美)相沢郁
59ダーリントンホール牡3M.デム57(美)木村哲也
510コルテジア牡3松山弘平57(栗)鈴木孝志
611ガロアクリーク牡3川田将雅57(美)上原博之
612サリオス牡3レーン57(美)堀宣行
713ディープボンド牡3和田竜二57(栗)大久保龍
714マイラプソディ牡3横山典弘57(栗)友道康夫
715サトノフラッグ牡3武豊57(美)国枝栄
816マンオブスピリット牡3北村友一57(栗)斉藤崇史
817ヴァルコス牡3三浦皇成57(栗)友道康夫
818ウインカーネリアン牡3田辺裕信57(美)鹿戸雄一

圧倒的な一番人気は新馬戦から皐月賞まで負けなしのコントレイル。
前走の皐月賞では、3コーナーから一気にまくって強い競馬を見せつけられ、皐月賞、ダービーと勝ってクラシック二冠が期待されるところですが、初の2400メートルを不安視する声もあります。

続いて人気なのが、こちらもデビューから3戦負けなしで来たものの、皐月賞で最後の直線でコントレイルに交わされて半馬身差で惜しくも2着となったサリオス。

今年はこの2強になるのでは?と言われていますが、他の馬たちにも勝つ可能性が十分にあると思っています。

コントレイル、コルテジア、ディープボンドと前田オーナー3頭出しにも注目したいところです。

個人的には2013年にダービーを勝利したキズナ産駒 ディープボンド の勝利を夢見ています。
馬名の意味は「深い絆」。父との深い絆で東京競馬場で弾ける走りを期待しています。

また鞍上は2018年宝塚記念で17年ぶりのG1勝利をした和田竜二騎手。
5年ぶりのダービー出走となりますが、「宝塚記念でのあの感動をもう一度、今度はダービーで見てみたい!」と強く強く願っています。

 

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