突然の夫のガン宣告 絶対に治ると信じてできることをやる 克服までの道のり

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突然のガン宣告 頭が真っ白に

病気になるなら常にあちこちが痛む私の方だと思っていた。
実際に私は平熱も35.5度でかなりの低体温で、15年近く頭痛薬を毎日飲み続けて、頭痛、飛蚊症、子宮内膜症と元気な時ってあるんだろうか?というくらい毎日をやっとの思いで過ごしていたからだ。

一方、旦那は病気とは無縁で元気だった。年一回の健康診断も痩せすぎ(胃下垂で体質的な問題)、というくらいで特に異常も見られなかった。

3か月ほど前から痔の痛みを訴えだして、私たち夫婦は趣味でクロスバイクに乗っていたので、そのサドルが固いせいで起きている痔だと思っていた。

しかし、夫がリモートワークをするようになってから、「お尻が痛い」を頻繁に言うようになり、お尻をガードするパンツなども試してみたが一時凌ぎだった。
「座るのがしんどい」と椅子から降りて正座してパソコンを打つ姿を目の当たりにして、「これは危険かも。病気の可能性もあるから早く病院へ行ってきて」と近くの肛門科に行ってもらうことに。

もっと早く気づいてあげればこんなことにはならなかったのに、そう今では何度も思う。

近くの肛門科で内視鏡検査

コロナが怖いから落ち着いてから病院へ受診を、と思っていたがこれ以上先延ばしにする訳には行かず、近くの肛門科を受診。
そこでおこなったのは、まずは触診で何かしこりのようなものがあるから、内視鏡検査をしよう、ということで、浣腸をして腸の中を綺麗にしてから内視鏡を。
また、胃カメラと肝臓のエコーも同時に行ってもらったようだ。

内視鏡検査の写真に写っていた大腸は、酷く膨れ上がってボコボコしているものが腸の大半を覆いつくしていて、見るに堪えないものだった。

「大腸(直腸)進行性がんの可能性が極めて高いので、大学病院へ行ってさらに詳しい検査をしてください。また、おそらくお腹を切って摘出する手術になるでしょう」

という先生の厳しい言葉を受け、夫は今まで見たことのないほどのショックを受けていて、私もそれを聞かされた時、頭が真っ白になり夫を抱きしめて「大丈夫だよ」という言葉をかけることで精一杯でした。

都内の大学附属病院へ紹介状を持っていく

紹介状を書いてもらってすぐに大学病院へ予約の電話をしたので、幸いすぐに予約することができた。

内視鏡検査の時に生検(がんかどうかを調べる)をしたのだが、検査結果が出るのは2週間過ぎと聞いていたので、まだ大学病院でも結果については説明される訳ではない、とわかりつつも、大きな病院へ行くことなんて今まで夫にとっては一度もなかったので、2人ともかなり緊張していた。

14時からの予約で30分前には着き、待ち時間が異様に長く感じた。
名前を呼ばれたのは14時ぴったりだった。

担当の先生は淡々とまるで感情のないロボットのように話し出した。

「これは検査するまでもなく明らかな癌ですね。それに肛門に近く、結構深くまで発達してる可能性が高い。手術して摘出することになりますが、肛門にあまりにも近い場合はその部分もまとめて切除する必要がありますので、人工肛門になるかもしれません」

どうして今にも泣きだしそうな患者を目の前にして、そんなに淡々と言えるんだろうか?まあ、年間に何万人の患者を診ていたらそうしざるを得ないのもわからなくはないが。

「ステージは2~4のどれか、それを知るために一週間ほど検査入院してください。手術は結果次第で先に放射線治療を行うかもしれません」

良性は無いとしてもステージ1でありますように、と強く願っていた私は、はっきりと「良くてステージ2と思った方が良い」と言われて頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けた。

でも大丈夫だ。たとえどんな結果であっても「ガンは治せる病気」だから。

病院に行き西洋医学を受けながらも自分たちで東洋医学を取り入れることを決意

まだ信じられないし、不安でどうしようもなくて、泣いて泣いて涙が枯れ果てるほど泣いた。ただ、私がしっかり支えていかないと。辛いのは本人なんだから。

夫の前では笑顔でいつも通り明るく接していきたい。
そう思っても、旦那の不安そうな顔や辛そうな表情を見ただけで胸がギュッと締め付けられる。

代わってあげたい。病気は私に移ってくれないかな。
そうしたら全力で私は治せると思っている。

体質改善のための断食、レイキヒーリング、ゲルソン療法などの東洋医学を学んで来たので、自然療法で治せるという妙な自信がある。

それを旦那にとなると、サポートはできても本人自ら信じて治せるという状態になるのは難しく、心の底から大丈夫という安心感を与えるにはどうしたらよいのか。

私が絶対に治るという自信を持って接して行けば安心してもらえるのかな。

あまり治そう、治そうとすると躍起になってしまうのは良くないと思いつつも、ただ黙って病院の言いなりになって手術を見てるだけというのはできない。

それくらい西洋医学は私にとって信用できないものなのだ。

15年前に乳癌で母を亡くした私にとって、抗がん剤の副作用で苦しむ母の姿を見て、もうこんな想いは愛する人にはさせたくないと思った。

結局母は手術してから一年で癌が再発してしまい、抗がん剤などの化学療法だけで癌を消すのは難しいという事を痛感した。

だから、もちろん腫瘍部分を手術で取り除く必要はあるものの、それだけでなくて東洋医学も積極的に取り入れていきたい。

検査入院まであと5日もある!

その間に少しでも癌を小さくできれば、診断結果も悪いものにはならないだろうし手術して取り除くだけでOKという状態にできるかもしれない、と思い今自分のできることを試してもらうことにしたのだ。

レイキヒーリング、ゲルソン療法、ひまし油湿布は引き続き行なっていくとして、他に出来ることはないか?とネットで一日中検索した。

まず、鍼灸やカイロプラクティックなどで癌を小さくできないか、と考えて治療院を探した。

末期癌の患者でも治ったという口コミのある鍼灸治療院に強く惹かれ、藁にもすがる思いで予約してその日の夜に一緒に来院することに。

そこでは驚くべき体験が待っていました。

(夫の闘病中によく記事なんて書いてられるな、と自分でも思いますが、
書くことで精神状態が保っていられます。

がんは絶対に治る病気であり、必ず良くなると信じています。

また、同じ病で悩んでいる人たちとも情報の共有が出来たら良いな、と思い綴っていますのでコメントなど頂けたら幸いです。)

 

がん患者の口コミ評価の高い鍼灸治療院とコーヒー浣腸体験 がん克服日記1
入院までの間に少しでもガンを小さくできないかと、あらゆるガンに関する本やネットの情報を調べていた時に見つけた鍼灸治療院へ。病院では治療できなかった病が治った、ガンが治ったという口コミを見て訪れることに。受けてみた感想と取り入れたい治療法について。

 

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