食事療法で意識すること、控えた方が良い食材
牛肉、豚肉など四足歩行の動物はとらないこと。鶏肉はささみ、皮を除いた胸肉がベター。
魚介類は鮭、ひらめ、鯛などの白身魚やイワシ、アジ、さんまなどの青魚、小魚。エビ、カニ、イカ、たこや貝類を選ぶこと。
マグロやカツオは体内で参加し、活性酸素を発生しやすいミオグロビンという成分を多く含むので避ける。
卵は2日に1つくらいで。放し飼いされ穀物や貝殻など健全な餌を与えられたニワトリが産んだもの。
白米よりも玄米の方が栄養価が高くて良いが、胚芽部分に農薬などが貯蓄しやすいので無農薬のものを。
白米は糖質が高いので食べる時は大根おろしと一緒に食べるのがお勧め。(大根おろしには糖質の消化酵素であるジアスターゼを豊富に含むため) パンやうどんなど小麦粉は一切とらない。麺類を食べる時は十割そばや玄米ビーフンなどを使用する。
酸化した油は取らないが、必要な油はサラダなどにかけてそのまま摂取する。 アマニ油がオメガ3を含んでいるのでお勧め。
身体を冷やすのは良くないので、冷たいものは取らない。飲み物はお茶などをホットで。
お味噌、納豆などの発酵食品と野菜を中心のメニューにする。
ガンを治すための命の野菜スープ
好きな野菜を好きなサイズにカットして水で煮るだけの超簡単スープで健康に。
野菜スープでガンが消えたという体験談もあり、ガン以外にも病気予防やウイルス対策にも効果を発揮。野菜スープを摂ることで身体の免疫力を高められます。
また、野菜は生野菜で摂るよりも、加熱してスープにすることで、野菜の細胞壁のセルロースを壊してファイトケミカルを取り出すことができるそうです。 (前田浩さんの書籍「最強の野菜スープ」参照)
この野菜スープのおかげで1日3食作るのがなかなか大変でしたが、朝に大きな圧力鍋で1日分の野菜スープを作っておいて、3回に分けて飲むようにしています。
我が家ではこの野菜スープを「命の野菜スープ」と呼んでいます。
スープの出汁は?
書籍「最強の野菜スープ」では出汁に煮干しや鰹節の紹介もありますが、がんには酸化した魚も良くないと言われたので(これについての真偽は不明だが)私は干ししいたけと昆布をベースにすることにしました。 作り方はとても簡単で 前日にカップに500ccくらいの水、昆布1枚、干しシイタケ2枚を入れて冷蔵庫で保存しておくだけです。
野菜スープ作り方
①キャベツ・人参・きのこ・玉ねぎなど好きな野菜を一口サイズにカットする。
②前日に仕込んでおいた出汁を加えて、圧力鍋で5分火にかける。
③そのまま飲んでも良し、朝食がそのままのスープなら夕飯は味噌を加えて味噌汁にして飽きないようにする。
*野菜の旨味が溶け出しているので味付けは基本しませんが(塩分を摂らないようにしているのもあり)、薄いと感じる方は塩や醤油を加えても良いと思います。
私も夫も味噌汁にして飲むのが大好きです。
お米は白米より玄米の方が良いのか?
健康には玄米がお勧めと言いますが、ガンになったら玄米に変えた方が良いのか?と疑問に思い調べてみました。
白米よりも栄養価が高いのにも関わらず、糖質は玄米の方が低いので糖分を控えたいがん患者にとっては玄米の方が良いかと思います。
ただ、「玄米には毒がある」といった見解もあり、掘り下げて調べていくと毒はお米を炊く時に無毒化される、といった説もあったりと真偽はわからないのが現状です。
どちらにしても、玄米を無毒化させるためにもふっくらと美味しく炊き上げるためにも、12時間~24時間の浸水をして発芽させてから、その水を取り替えてから炊くのが良さそうです。
さらにガン患者には玄米と小豆を炊いてから3日間混ぜながら保温して作る「酵素玄米」が良いと言われています。
今は3食分のご飯を炊くのに炊飯器が追い付かないので、保温ジャーを用意してから時間を作って試してみようと思っています。
今のところ発芽させる時間を省くために、「発芽玄米」を使って炊くことにしました。 また、普段は白米に雑穀米を混ぜて炊くようにしています。
大腸がんを治す献立・レシピの紹介
味噌は「あなたと健康社」で購入した六年味噌と麦味噌をブレンドして使用しています。
基本的に塩、砂糖、油は使わずに味付けは減塩有機醤油を使用しています。
調味料が限られているのでなかなか味付けが薄くなりやすく難しいのですが、昆布や干しシイタケの出汁を活かして作るように心がけています。
色合いも単調で魚中心のレシピで料理が全く映えませんが、健康的に美味しく食べれることが最優先ということでお許しください。 この記事ではある日の一日の料理レシピを紹介します。
朝ごはん
鯖の味噌煮(2人分)
①鯖の切り身1匹分(1/2カットで4枚)の骨を抜き、熱湯をかけてから氷水に落とし血合いを取る。
②小鍋に味噌大さじ1、水(だし)300cc、酒100cc、みりん30cc入れてよく混ぜ、生姜のスライス1-2枚、白ネギ、いちょう切りした大根、きのこ(しめじ、舞茸)と①のサバを入れて7-8分落し蓋をして中火で煮る。
③すりたての大根おろしを乗せて完成。
シャキシャキサラダ
①ボウルを用意しレタスを5枚一口大にちぎっておく。そこに人参、大根、みょうが1本を千切り、ブロッコリースプラウト適量を加えて水にさらす。
②水気を切ってお皿に盛ったら、アマニ油大さじ1、りんご酢大さじ1を混ぜて回しかけたら完成。
昼ごはん
十割そば
①袋に書かれている規定時間茹でてからザルにあけて流水で洗う。
②出汁(干ししいたけと昆布につけた水)にネギや好きな具を足して沸かして減塩醤油で味付けする。
③水でしめた蕎麦を熱湯にくぐらせてから出汁を注いだ器に盛って完成。
蕎麦湯のスープ
①蕎麦を茹でた時の汁をよく混ぜて飲む分だけ別の鍋に移す。
②カットした豆腐と小口切りしたネギを加えて温めて完成。
*蕎麦湯はビタミンや血液をサラサラにするルチンが含まれており栄養価が高く、便秘解消や美容効果、血流の改善が期待されています。
夜ごはん
イワシの塩焼き
イワシの頭を落として内臓を取り除く。手開きして中骨を取ってそのままグリルで焼いたら完成。
鶏肉と人参、玉ねぎ、アスパラの煮物
①鶏肉は皮と脂肪の部分(白い所)を取り除いて一口大にカットする
②ジップロックに鶏肉、味噌、酒、醤油麹を少々入れてよく揉みこむ1時間寝かせる。
③人参、玉ねぎ、アスパラを食べやすいサイズにカットしておく。
④2の肉をグリル(オーブン)で焼き、余計な油を落とす。
⑤フライパンにシイタケ昆布出汁と醤油を加え2の野菜と4の肉を入れて10分ほど柔らかくなるまで煮る。(健康な方は炒めてから煮ると時短にもなる)

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