びわの葉温灸とは
びわの葉ともぐさを使ってどんな病気にでも手軽に行える温熱療法。
「指圧」「ビワの葉の成分」「お灸」の三つの効果も同時に得ることができ、難病やがんへの効果は非常に大きいと言われています。
びわの葉には「アミグダリン」というビタミンB17が含まれており、アミグダリンは体の中で不必要な物だけを選んで破壊してくれるようです。
もぐさの熱によってびわの葉に含まれるビタミンB17が分解することで、がん細胞を破壊してくれる効果が期待できます。
びわの葉温灸やり方
【やり方】
①びわの葉をタワシで両面こすって汚れなどを取って水気をふき取る。
②もぐさの先端に火をつける。
③びわの葉の表が身体に当たるようにし、その上に8つ折りの布、さらにその上に8つ折りの紙を置いて、火のついたもぐさを垂直に押し当てる。
④じわじわと温かくなってきたら、声をかけてもらい他のツボへと移動する
⑤途中、もぐさから煙が出なくなりと加熱力が弱まるので、空気に触れさせて先端が赤くなってきたら再開する(もぐさ2本に火をつけておき、交互に使うのが良い)
*身体のどのツボに当てるのが良いのかについては、その症状によって異なるようです。身体のデトックスを行う肝臓に当てることは大切だと思います。
がんに関しては、がんの種類に問わず、腎兪、肝兪、下腹部を中心に当てるもが良いそうです。
ビワの葉温灸基本のツボ
使用したビワはお風呂場へ
使用したびわの葉はお風呂に入れてびわのお風呂を楽しめます。
びわの葉には抗菌作用があり皮膚炎などにも効果があり、お肌がツルツル・すべすべになるそうです。また、疲労回復効果や冷え性の体質改善にも。
びわの葉こんにゃく湿布
びわの葉温灸はもぐさが必要だったり、火を使うので煙が出て部屋に臭いが充満してしまうということもあるのですが、びわの葉こんにゃく湿布の良いところは温めたこんにゃくをびわの葉に当てて湿布するという簡単に行える点です。
びわの葉こんにゃく湿布やり方
【用意するもの】
有機こんにゃく2枚
びわの生葉
こんやくを包むタオル
【やり方】
①鍋に水を入れてこんにゃくを10分ほど加熱する。(中心部分まで温まればOK)
②こんにゃくをタオルで包む。(かなり高熱になるので4重くらいに包む)
③洗ったびわの葉の表面を身体に当てて、その上からこんにゃくタオルを当てる。
こんにゃく湿布とひまし油湿布を掛け合わせてみる
我が家でひまし油湿布を愛用していたのですが、ひまし油湿布を行うときは温熱ヒーター(パット)を使用していました。
自然療法は天然のものを使用するので、その考えからいくと温熱ヒーターは人工的であり、電気も使用していると考えるとエネルギー的にも良くないかもしないと思い、こんにゃくで温めてみました。
いつも温熱ヒーターで1時間くらいひまし油湿布を行うのですが、こんにゃくでも1時間ずっと温かさを持続できました。
むしろ、少しずつ温かくなるのでヒーターを使うならこんにゃくを使った方が良い、という結論に至りました。
こんにゃくは身体の毒素を吸い上げてくれる効果もあるので、ひまし油でのデトックス効果に加えて相乗効果が期待できるかもしれません。
びわの葉温灸・こんにゃく湿布を行った反応は
二日ほどびわの葉温灸・こんにゃく湿布を試してみましたが(肝臓・腎兪・肝兪・丹田)、夫はまだ特にこれといった変化はありませんでした。
行っている最中は「じんわり温かくて気持ちが良い~」といって少し眠っていました。
私は好転反応なのか、翌日にだるさが酷く出て、普段は起こることのない不正出血が起こりました。
長い間薬を服用していたりすると好転反応が出やすいというので、この後に調子が良くなることを期待しています。

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