日雇いバイト「フルキャスト」は稼げるのか 当日欠勤の場合のペナルティについて

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コロナ自粛要請で、飲食店でアルバイトをしている人にとっては、シフトが希望通りに入れなかったり、時間を削られてしまって生活が苦しい、という人は多いのではないでしょうか?

そして、転職しようと思って求人を見ても、飲食店の求人は激減。
掛け持ち先を見つけて面接にたどり着けたとしても「どこも厳しいと思いますが、うちのお店も厳しくて…。」と言われて思ったように働けなくて困っているという人たちをたくさん目の当たりにしています。

私もその一人。
今まで働いてきた居酒屋バイトのシフトは半分以下に削られ、コロナが落ち着くまでは飲食店は厳しいと思って他業種へ面接に行くも、採用されず。

コロナ不況を身を持って痛感しながらも、このままでは生活が出来なくなってしまう恐怖から、日雇いのバイトをしようと思い、日雇いで働ける派遣会社を探しました。飲食店

日雇いバイトは原則禁止に

15年前、学生の時に派遣会社に登録をして日雇いバイトをしたことがあり、気軽に登録できて現場はいくらでもあり、働ける日に働けるものだと思っていました。

しかし、いざ派遣会社へ登録してみると

・60歳以上の方
・雇用保険の適用を受けていない学生
・年収500万以上で副業として日雇い派遣に従事する方
・世帯年収の額が500万円以上の主たる生計者以外の方

には日雇いバイトを紹介できますが、当てはまらない方はお仕事を紹介できません、と書かれていました。

調べてみると「日雇い派遣の原則禁止」というものが平成24年10月1日施行の改正労働者派遣法で定められたようです。

単発バイト、日雇いバイトのような30日以内の労働者派遣の仕事は原則禁止になり、派遣労働者の雇用の安定を図ろうという事で決められた法律のようですが、私のように単発バイトをしたい人たちにとってはとても困る法律です。

しかも上記に当てはまる人は例外で日雇い派遣も可能という事なのですが、この例外を見たときは驚きました。
本当に日雇いバイトをしたい人は禁止され、年収500万以上で裕福な人が日雇いバイトは可能というなんとも理不尽な構図なんですね。

フルキャストなら日雇いバイトも紹介してもらえる

日雇いバイトをしたい人にとって不利な状況の中、フルキャストは日雇いバイトの紹介をしてもらえるとの事(正確には日雇い派遣を行わず、就業先企業が直接雇用する「日々紹介」という形)で早速WEBで登録してみました。

フルキャストで働くメリット

面接なしですぐに働ける

web上で名前や住所など必要事項を入力するだけで、職務経歴など細かい経歴を入力する必要がなかったです。
web上で登録をした後に、担当営業所から本人確認の電話がかかってきて、それに対して生年月日や住所を答えたら登録完了です。

他の派遣会社は登録した後にweb面談や、職務経歴書や履歴書を求められる場合が多いので本当に簡単に登録できるのがフルキャストの魅力だと思います。

登録後はキャストポータルというサイトからログインし、自分の働ける日に募集している求人を探して応募します。

合否は前日には送られてきて、採用となった場合はそのまま現場に行って働くことができます。

働いたその日にお給料がもらえる現場がある

フルキャストで募集をかけている求人には、給与の支払いが「当日手渡し」という現場があります。月末締めの翌月給与払いが多い中で、当日手渡しは今すぐお金が欲しい人にとってはありがたいですね。

私が実際に行った飲食店のホールのお仕事では、勤務終了後にサインも特にせずに現金を頂ける現場で、振り込みよりもお金のありがたみを感じられました。

現場で気にいってもらえれば直接雇用という場合もある

日雇いバイトの場合、フルキャストは派遣先を紹介するだけで派遣先からの直接雇用となる場合が多いようです。

これは派遣会社的に良い顔しないと思いますが、飲食店のホールで働きに行った時に、店長に気に入ってもらえて、「空いてる日良かったらうちでバイトしない?」

と言ってもらえた事があります。

派遣先にとっても、その人へ支払う給与に加えてフルキャストへの手数料を支払わなくて済むので、アルバイトとして派遣(フルキャスト)を通さず雇用した方が都合が良いんだと思います。

フルキャストのデメリット

希望する地域の仕事が少ない

登録する前は都内各所に仕事があるような求人の紹介をしていますが、実際は単発の仕事となると通いにくい地域の案件が多いです。

23区での仕事は引っ越しの求人が多いですし、倉庫内作業となると、最寄駅からバスで15分かかったりと郊外での募集が多く通いにくいです。

給料(時給)が安い

とにかく日雇いは時給が低いです。時給1000円、1100円が殆どで、たまに良くて1200円という仕事がある感じです。

私が紹介された飲食店は銀座という一等地で、平均時給が1200〜1300円ですが、そこでも1100円(交通費支給あり)でした。

交通費が出ない現場もある

通いにくい現場が多い割に、交通費が出ない場所もあるので要注意です。

日雇いバイトに応募しても採用見合わせになることが多い

今のコロナ不況で働きたい人が多いのか、需要と供給が追いついてない印象があります。

空いてる日に、条件の合う現場に応募しても殆どが採用見合わせになり、結局働ける場所がない、という事になりかねないので、

その日にいくつか応募しておいた方が決まりやすいです。

また、採用人数が多い現場や、1週間以上前から応募しておくと通りやすいのかもしれません。

フルキャストで紹介済み(決定済み)の仕事を休みたい場合

せっかく採用が決まったけど、前日に体調を崩してしまってやむを得ず仕事を休みたい、という時もあると思います。

営業時間中であれば、すぐに登録支店に電話してキャンセルの依頼をするのがベストではありますが、営業時間外で連絡したくても出来ない、という時はチャットを利用すると良いです。

営業時間外はチャットを利用して連絡する

キャストポータルにログインするとチャット画面が出てくるので、お仕事のキャンセルについてという項目にチェックして、必要事項を入力して連絡することができます。

チャットで連絡を入れても翌日の営業時間に欠勤の連絡をした方が良いと思いますが、欠勤することがわかった時点で少しでも早く連絡するにはチャットを利用するのも良いかな、と思いました。

以後の仕事は決まりにくいので注意

当日欠勤をするとペナルティがあるのでは?と心配になるかもしれませんが、特に目に見えたペナルティは存在しないようです。

しかし、すでに採用済みのお仕事を取り消し、かつ当日欠勤ともなると、それ以降の採用に影響が出てくるようです。

中には、採用が決まっていた仕事が「採用見送り」に変更されていた、という人や、欠勤してから仕事が決まらなくなってしまった、という人が多いようです。

どんな仕事でも当日欠勤は周りの人たちに迷惑をかけてしまうので、以後仕事が決まりにくくなるのは仕方ないのかもしれませんね。

フルキャストを利用してみた感想

働きたい日に自分で選んで働くことが出来るフルキャストをうまく活用できれば、当面の収入が見込めることですし、また、普段経験できない仕事を経験したり、いろんな人たちと働くことが出来る楽しさはあります。

私が希望する飲食店の現場は少ないのが残念ではありますが、バイトや転職先が決まるまでの間の空いている期間などに、また働けたら良いなと思っています。

 

 

 

 

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