私が飛蚊症の治療法(飛蚊症とは?)を探し回っていた時に発見した「ひまし油」。
最初は単なる油でデトックスなんて怪しいと思い信じていなかったのでが、ひまし油湿布を試してみたら考えは一変しました。
驚くべき効果を感じたひまし油について紹介していきます。
ひまし油とは
キャスターオイルともいい、トウゴマという植物の種より摂取した天然のオイルです。成分の90%は脂肪酸の一つであるリシノール酸です。
オリーブオイルや一般的なオイルよりも粘度が高く、持ったりする感じて重く、使うとベトベトするのが特徴です。
歴史
ひまし油は身体に使う万能薬としてギリシャで古くから使われてきました。
日本では長らく下剤として使われていたのですが、現在のように日常生活によく使われるようになったのは「エドガー・ケイシー」の存在が大きいと言われています。
彼はヒーリング・催眠療法などを行っていた心霊診断家であり、不治の病や原因不明の病気を治すことに努めました。
心霊診断家と聞くと「怪しい」と感じるかもしれませんが、当時病を抱えていた人たちにとって彼は救世主であり、多くの人から慕われていたようです。
また、「循環」「消化吸収」「休息・休眠」「排泄」の原理を唱え、「特に注目していたのが「体内毒素の排泄」でした。今でいうデトックスですね。
体内に溜まった老廃物を排泄する方法として、エドガー・ケイシーはひまし油を浸した布を身体にあてて温めるという「ひまし油湿布」を勧めています。
効果
デトックス効果、歯痛、排泄不良、神経炎、頭痛、シミ・そばかす、鼻の黒ずみ、増毛(特にまつ毛)、火傷、保湿など様々の効果が使った方の報告で上がっています。
ひまし油湿布に関しては
便秘解消・免疫力アップ・内臓器官の活性化・リラックス・婦人病や不妊改善・自律神経が整う・睡眠障害の改善といった様々な効果があるようです。
体内の老廃物を排泄する訳ですから、身体の不調全般に効果があるといっても良いかもしれません。
最初にひまし油の効果を知った時は、「油一つでこんな効果が出るハズがない」と信じていませんでした。
しかし、実際にひまし油を使用して1年が経ちますが、少しずつ不調が改善されている感じがします。も、仕事柄(調理)よく火傷やケガをするのですが、傷口にひまし油を塗ると痛みが和らいで治りが早まるので驚きました。
身体の症状によるひまし油の使い方
火傷や皮膚炎の場合はひまし油を患部に塗ります。
増毛効果を期待する場合は髪の毛やまつ毛に直接塗りますが、重たいオイルのため髪に塗るときはベタっとするので注意が必要です。
お風呂上りに乾燥を防ぐために、500円玉くらいのサイズを手のひらに落とし、髪全体に馴染ませるとしっとりして落ち着きます。
スキンケアとして使う場合はお勧めなのが市販のクレンジングオイルで洗顔するときに、同量のひまし油を混ぜて洗うとお肌がしっとり仕上がります。
お風呂の後に化粧水、乳液で肌を整えた仕上げに、シミ、そばかす・しわなどの顔の気になる部分に塗るのも良いです。
驚くほど効果が出たのはいちご鼻とも言われる「鼻の黒ずみ」です。洗顔しても鼻の角栓はなかなか取れずに困っていたところ、重曹+ひまし油で鼻パックしたところツルツルになりました。
やり方は簡単で、重曹2に対してひまし油1を混ぜます。これを鼻に塗って、10分置いてから洗い流すだけです。鼻の毛穴を広げるためにお風呂場で行うことをお勧めします。私が試したところ市販の鼻パックでもなかなか取れなかった黒ずみが1回だけでも取れてザラザラ感も消えて驚きました。
デトックス効果が一番得られるひまし油湿布についてのやり方は後に紹介します。
副作用の心配は?
ひまし油は植物油なので口にいれても、身体に塗っても特に問題はありません。
ひまし油湿布をした後に、眠気やだるさ、トイレが近くなるといった事が起こる可能性はあります。また、下剤として使う場合には嘔吐や悪心、腹痛などが副作用としてあるようです。
実際に使用してみて、顔や体に直接塗った後にお肌の異常はありませんでしたが、「ひまし油湿布」をした翌朝、眠くてダルくてどうしようもなかった日が最初は2.3日続きました。
続けていくうちに副作用のようなこともなりました。
ひまし油湿布のやり方
右の脇腹に行き渡るくらいの大きさのフランネル生地を用意します。(他の布だとダメという事ではありませんが、ケイシーさんはフランネルを推奨しているようです。フランネルは楽天市場やAmazon(本文の最後にリンク先貼っておきます)などで購入できます。
テーブルにラップを生地よりも大きめに何枚かずらしながら広げて、フランネル生地を乗せます。そこに、ひまし油をたっぷりと染み込ませ、右脇腹に巻き、温熱パット(湯たんぽ・ホッカイロなどでも代用可能)を当てて1時間ほどゆったり過ごします。
湿布をしたあとのベタベタは重曹を溶かしたお湯を用意して、タオルなどでふき取ることをお勧めします。
これを3日間行ったら、3日目の眠る前にオリーブオイルを大さじ1杯飲みます。
1週間でのサイクルは3日おこなったら4日間お休みし、これを4週間行うのが良いとされています。
ここまで厳密に出来なくても、私はひまし油湿布をできる日にやってました。
また、血流の流れが良くなる感じがするので生理の時は出血が多くなって大変なので避けた方が良いと思います。
1年以上自分の身体にひまし油湿布を行ってきましたが、先日夫の身体にガンが見つかり(大腸がん)、夫にも試しています。
ひまし油湿布を1時間くらいしてから眠ったところ、夜中に右わき腹がじわ~と温かくなって燃えているような感じがして気持ちが良かったということで、ガンは熱に弱いので(42度~3度でガン細胞が死滅するらしい)ひまし油湿布の効果に期待しています。
飛蚊症にはひまし油湿布をまぶたの上に
ひまし油湿布を右脇腹にあてる理由としては解毒作用を持つ肝臓の働きを活性化させるためです。
湿布をすると血液の流れがよくなるので、これを利用して目の不調の改善に着目しました。
ひまし油をたっぷり浸したコットンをまぶたの上に乗せます。横になり、アイマスクをして眠るというだけで翌日の飛蚊症の症状が軽くなりました。
私の場合、普段は黒いミジンコのような浮遊物が10個から薄い透明なものまで含めると20個近く見えているのですが、ひまし油湿布を目にした後は透明な浮遊物が見えなくなっている、という感じです。
脇腹にあてるひまし油湿布も行っているのですが、身体が軽くなったり、不眠症の改善に繋がったり、翌朝スッキリと目覚めることができます。何よりも湿布をして横になる事でとてもリラックスできて幸福感に包まれる感じがするので自分に合っている気がします。
最初はひまし油、フランネル生地、温熱パットを用意するのが手間に感じるかもしれませんが、試してみる価値は大いにあります。
引き続き、ひまし油を湿布を行うことで身体や飛蚊症に効果が出たら報告します。

コメント
こんにちは! ブログランキングからきました。
ひまし油、懐かしい響きに心惹かれて読ませていただきました。
私も眼の不調があり、ひまし油をコトンンに含せて、アイマスクをつけて眠る方法
ぜひ、トライしてみたいと思います。
また、のぞきにきます。
ふうちゃんさん
以前も見に来てくれた方ですよね?ありがとうございます、嬉しいです。
ひまし油は本当に万能薬だと思いますので、ぜひ試してみてください。
ひまし油を湿布をすると心も落ち着くのも良いです。
また良かったら覗きにきてくださいね☆